mboni :



    ムボニ : スワヒリ語  瞳 / まなざし / 大切な宝物   小桜インコ (LOVE BIRD) : 原産国 / アフリカ南西部・アンゴラからナミビア

      Why do birds suddenly appear.  Every time you are near?  Just like me, they long to be.  Close to you.






  mboni  has come......

  傷ついた野鳥を保護し鳥を飼うのに必要なもの
  スベテをそろえたその日にソノ鳥は天国へ・・・

  空っぽの鳥かごだけが残り。
  それを数日ただ眺めて過ごす。

  あるときふっと急に・・・

  「コレはキットワタシに鳥を飼いなさいという
   天からの声に違いない! ネ!pascal!?」

  という結果に達しその次の日にmboniが来た。

  雨が降る日に小鳥屋さんで出会った。
  ぼにさん(←mboniの呼び名:常に変化)はとにかくwild....
  um.....ダレカさんと似てる。

  ソノ小鳥屋さんはソノ昔ワタシがハムスターを買った(飼った)店だった。

  


  kakapo/カカポのお話




       many chances make a true miracle!


  
  


2007年9月18日。

いつもと変わりなく今日も暑くなりそうだと思いつつ
洗濯物を干すためにドアを開けようとしたとき
ソノ向こうの電気のかさの上にいるmboniさんと眼が合った。

彼は首を横にかしげて(小鳥さんってこの仕草よくやりますね)
きのせいか・・・・「ニッツ」って笑ったような気がした。

ドアを閉めるそのときのほんの10cmくらいの隙間から
彼は出て行ってしまった。

一瞬彼の体に触れることができたものの
すり抜けて東の空へと飛び立っていってしまった。
ソノ後姿・・・彼の羽の色がきれいだったこと。
ソノ瞬間だけがなにかスローモーションを見ているような気がしていた。


あわてて外に出て彼が飛んでいった方向の場所に行くと。
1匹のカラスが草むらから飛び立った・・・・。


「まさか・・・」
と不安がよぎった。

偶然terryもいてくれたので彼も一緒になってあたりを2〜3時間探し回った。
いない・・・あきらめ・・・あせり・・・・。


ネットで調べると ”イカに早くどれだけたくさんのチラシを配れるか”
           


カラスの姿が頭から離れないままチラシをワードで作る。
写真を入れる・・・ソノ写真にまた涙。(←画像が実際のチラシに使った最近のもの)


あいにくついこの間pcをリカバリしたばかりで
プリンターのドライバーがインストールしてない。


震える手で初めてやるインストール
(今までやってもらってた情けないワタシ)
うまくゆかない・・・・


そんな中やっと印刷を開始することができ。
できたうちから近所を中心に2人で配る。
結局120枚くらい・・・暑い・・・悲しい・・・。


支離滅裂なメールを友人に書く。



どうしようもない気持ちの中 仕事に戻り。
悶々とした眠れない夜を迎えた。


今回はpascalをなくしたときと違ったものがあった。
彼は天寿を全うしてくれたのだけど。
ワタシの過失でもしかしたらこの手でmboniの命を奪ってしまったと
(ほとんど死んでしまっだと思ってた)
自責の念が頭から離れず胸が苦しい。

苦しむのは当たり前。


朝を向かえ鳥かごをベランダに出す。
言い知れないつらさ。

いつもはうるさいくらいに思う泣き声が一切聞こえない
静かな空間がどうしようもなく寂しい。



昼過ぎ。
1本の電話。

近くの幼稚園からだった。


ナントmboniを保護してくれているという園長先生からの電話。

すっ飛んでいった。


そこには大きな虫かごにはいったmboni...........

あぁ。。。。


朝園庭にいて子どもたちに囲まれていたという。
「きっとこれは誰かが飼っていた鳥さんだから
 迷子のインコちゃんを保護してますって看板をつくろうか!
そしたらみんなキットおなかが空いてるだろうからと
木の実や葉っぱを持ってきてはやろうとしてくれたんですよ。。。」
・・・と園長先生苦笑い。
子供たちは園でmboniさんを飼いたいっていっていたそう。。
mboniが入っていた大きなプラケースには
「ピーちゃんのおうち」 と張り紙が貼ってあって…涙。

ソシテ・・・
ソノ中の1人の女の子が前日に配ったチラシを覚えていた。。。



小鳥が誤って逃げてしまう事故はかなり頻繁に起こっているようだし
戻ってこない確立も戻ってくる確立よりもはるかに高いということも知った。


もしmboniが戻ってくることがなかったら
ワタシは何もここに書くことができなかった。



今回。

数々の偶然が 1つの奇跡を生んだとワタシは思っている。


ソノ数々の偶然がたった1つ欠けていてもこの奇跡は起こらなかったかとも思う。


ワタシが夕方まで仕事がなかったためチラシを作って配れたコト。
terryがこの日だけはなにもなくて偶然いてくれたから。
彼がいなかったら120枚ものチラシを配ることは不可能だったコト。
mboniが幼稚園というところに飛んで行ってくれたコト。
季節が真冬ではなかったというコト。
ネットからの多くの情報・体験談を知ることができ
チラシという結果に行き着いたコト。


ソシテソシテ・・・・
たくさんの人の協力。
薬局や郵便局郵便局・・・学校(幼稚園と併設)クリーニング屋さんに理容院。
チラシを貼ってくださった。


チラシを捨てずにおそらく家族みんなで見てくれた女の子の家族。
ソノ家のお母様も見えて会うことができました。
園長先生をはじめ園児のミンナ。
わが子を迎えに見えた喜びと驚きのお母様たち。

支えてくれた友人たち。




これらのすべてがそろってmboniは戻ってきたのです。



ココロから・・・そのすべてにありがとう。




最後に子供たちが・・・
「このピーちゃん(園児たちが命名)のほんとの名前は何?」と
聞いたのでワタシカが 「mboni っていうんだよ〜」と答えると・・・・
皆変な顔をしてた。笑)


オカエリ!!!  mboni!!!